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保険適応の矯正
保険が適応する矯正治療
当院では国が指定した疾患に起因した治療を受けることができます。
それは、咬合異常に対する矯正歯科治療と顎の外科手術を必要とする顎変形症の矯正治療です。
手術の前と後に保険が適用される医療機関となっています。
当院は厚生労働省指定の
自立支援医療機関
（育成医療・更生医療）です
厚生労働省が定める先天性の疾患による場合の矯正治療は、健康保険適応になります。
厚生労働省が定める疾患
- 唇顎口蓋裂
- プラダーウィリー症候群
- ゴールデンハー症候群（鰓弓異常症を含む）
- 顔面裂
- 鎖骨・頭蓋骨異形成
- 筋ジストロフィー
- クルーゾン症候群
- 大理石骨病
- トリーチャーコリンズ症候群
- 色素失調症
- ピエールロバン症候群
- 口－顔－指症候群
- ダウン症候群
- メービウス症候群
- ラッセルシルバー症候群
- カブキ症候群
- ターナー症候群
- クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群
- ベックウィズ・ウィードマン症候群
- ウィリアムズ症候群
- 尖頭合指症
- ビンダー症候群
- ロンベルグ症候群
- スティックラー症候群
- 先天性ミオパチー
- 小舌症
- 顔面半側肥大症
- 頭蓋骨癒合症
- エリス・ヴァン・クレベルト症候群
- 骨形成不全症
- 軟骨形成不全症
- 口笛顔貌症候群
- 外胚葉異形成症
- ルビンスタイン-ティビ症候群
- 神経線維腫症
- 常染色体欠失症候群
- 基底細胞母斑症候群
- ラーセン症候群
- ヌーナン症候群
- 濃化異骨症
- マルファン症候群
- 6歯以上の非症候性部分性無歯症
※矯正治療を保険で行えるのは、国や市町村から認定を受けている医療機関のみです。
上記に記載の疾患をお持ちの方は、健康保険が適応されます。
何か気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
先天異常を伴う矯正治療
口唇裂などの先天異常を伴う矯正治療
唇や上顎が結合せず割れてしまう病気です。
日本人の場合だと約500～600人に１人の割合で出生するといわれています。生まれてきた時に、割れていた口唇や口蓋を手術で縫い合わせることで、上顎骨の成長が邪魔されたり、破裂部位の永久歯が欠如して歯列不正が生じたりした場合には、矯正治療が必要になります。
生まれつき歯が足りないお子様が増えています
お子様で、乳歯が抜けても永久歯が生えて来ずに、歯の本数が少ない状態になる先天性欠如もあります。
7歳以上のお子様のうち、約10人に1人が先天性欠如といわれています。
はっきりとした原因はわかっていませんが、遺伝によることや、妊娠中の母体の栄養不足によって歯のもとになる要素が作られず発症するとされています。
顎変形症を伴う矯正治療
顎変形症によって外科手術を伴う矯正治療
上下骨格のズレが大きすぎて噛み合わせが不正になった状態のことをいいます。
反対咬合、開咬、顔面のゆがみなどの症状の場合には、矯正歯科と外科手術を組み合わせて行う必要がありあます。
手術を伴う治療については、藤田保健衛生大学病院と連携し手術併用の矯正歯科治療を行っております。
このようなお悩みありませんか？
- 顎が大きく前に出てしまっている
- 顎が左右にずれている
- 顎が大きくひっこんでいる
- 上下の顎の大きさが合っていない
顎変形症によって口腔の機能に大きな問題が生じていることがありますが、
その場合、通常の矯正治療だけではなく外科手術も伴います。
治療内容
どんな治療が必要なの？
顎の骨を綺麗に並べることはできますが、それでは顔の中心がゆがんでいることの根本的な解決策にはなりません。
１：骨切除手術で土台となる顎の骨を切る
２：噛み合わせに無理のない位置に骨を動かす
その結果顎の骨のズレを軽減することができます。
治療費の目安
保険適応
約30~50万円
保険適応外
約150~250万円
顎変形症の対象年齢について
顎の骨を移動させる顎変形症の手術は、原則として骨の成長が終了した年齢以降の人が対象になります。
男性だとおおよそ17歳、女性だと16歳から可能となります。
もちろん30代や50代でも手術は行えます。
手術年齢については柔軟に対応しますので、
詳しくはご相談ください。
